中国製のSUPボードが意外と初心者におすすめな理由

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 近年人気の高まっているSUP(Stand Up Paddleboard)は、サーフボードよりも一回り大きなボードの上に立ち、パドルを使って漕いで移動するスタイルが特徴のウォータースポーツです。

 水上散歩や波乗り、フィッシングまで幅広い遊びに対応できるのが魅力で購入を検討する人も増えているということで、SUPを初めてみたいという初心者・ビギナーの方が購入を検討する際の候補になる中国製のSUPボードについて私見をまとめてみました。

中国メーカーの増加

 ECサイトのAmazonでSUPボードを検索すると、本当に様々なブランド・メーカーが見つかります。そして、そのほとんどが中国のメーカーで「なあんだかなぁ」と思っている人も少なくないような気がします。一昔前の中国製の製品といえば、コピー品が多く、粗悪品も多かったのも事実です。そのイメージのせいなのか、単純に安いSUPボードを検索することはできても購入するとなると、品質を考えると最低限のラインはどこなのか?と迷ってしまいがちです。

ブランドにこだわる?自分はどっちのタイプか見極めよう

 憧れの有名ブランドを購入したくなるのは分かりますし、初心者でもブランド志向のある人には私もRED PADDLEやSTARBOARDの10万円以上の物をおすすめするでしょう。汎用性が高く品質も良く、誰もが知っているブランドで安心感があります。

 しかし、近年のSUPボードを見ると”中国メーカー=粗悪品”というイメージはもうありません。それどころか、ブランドにこだわらないのであれば初心者や用途が定まっていない人にとっては、中国メーカーこそ最善の選択肢の一つであるのは間違いでしょう。

初心者にとって中国メーカーがおすすめな理由

 中国が得意とするのは大量生産可能な商品です。そして一般的に大量生産(多くの人をターゲットとする商品)においては、”価格を安くすること””品質を上げること”はある程度のレベルまでは両立させることが出来ます。品質の高い構造や素材を採用した場合も、数を売ることで商品あたりの生産コストは下がるからです。

 初心者が求める機能と品質はどうでしょうか。幅広い使い方ができるオールラウンドな形状で、十分な丈夫さがあって、特殊な構造や素材である必要はなくて、、、と考えると、大量生産向きな汎用的なモデルに帰着します。

 一方で有名メーカーでも海外の工場で生産コストを抑えるというのは良くあります。有名メーカーの品質の基準が高いのはもちろんですが、良くも悪くも有名メーカーのこだわりがあるため顧客ターゲットは狭くなります。その結果、価格は3倍以上になってしまいます。中国メーカーの価格を実現するためには、大量に作って売ることが重要なのです。

 どんな格安のSUPボード持っていても恥ずかしいということは決してありません。それに、品質はもちろんオリジナリティのあるものまで、今や中国メーカーは”これで十分”ではなく、”これが良い”と選ばれるまでになりました。有名メーカーの商品を買って所有欲を満たすのも良いと思いますが、単純に安くて良い商品を選択するもの良いのではないでしょうか。

おすすめの低価格帯SUPボード3選

 そんな低価格で購入できるSUPブランド・メーカーの中から人気の高いボードをいくつか紹介します。

BRIGHT BLUE(ブライトブルー)

圧倒的なコストパフォーマンスで2019年から大手通販サイトを中心に人気が高騰しているメーカーです。気になる品質管理面に関しても、保障期間を設けており、万が一の際にも修理・交換が可能です。

多くのブランド・メーカーが1年間の保証期間であるのに対して、BRIGHT BLUE(ブライトブルー)は2年間の保障期間を設けているのも驚きです。

WOWSEA(ワウシー)

低価格帯SUPブランドとしては、最も売れているブランドがこのWOWSEA SportsのSUPボードです。口コミの数も多く、ポジティブなレビューも多いです。ただ、単純に口コミの数だけを見ると、旧モデルの方が多かったりするので、最新モデルをチェックしましょう!

Seaplus(シープラス)

コストパフォーマンスの高いボードに加え、軽量で疲れずらいカーボン製のパドルが付属するセットです。カーボン製パドルの軽さは使えば全く違うことが実感できるレベルです。

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