初心者のSUPボード・パドルの選び方!おすすめボードを見る前に

SUP基礎知識

SUP用ボードの選び方

SUPを楽しむうえで欠かせないのがボードです。まずはレンタルから始めるという方も、さっそく購入を考えている方も、あいにく、レンタルでボードは選べないケースが多いので、ボードを購入する際の参考として、選び方のポイントを紹介させていただきます。

遊び方から選ぶ

SUPギア(ボード・パドル)の種類で紹介させていただいたように、まずはオールラウンドタイプから選ぶのが良いでしょう。そのうえで、オールラウンドタイプを軸に、自分がスピードを楽しみたいのか、波乗りをしたいのか、ヨガやフィッシングを楽しみたいのかで細かくモデルを絞り込んでいくのが良いでしょう。

利用頻度・利便性から選ぶ

近くにSUPを楽しめる場所がある方や、ボードを積める車やすでにサーフボードを所有している方はハードボードの購入でもよいでしょう。週末に電車や車で自由にSUPを楽しみに行きたいという方は持ち運びが簡単なインフレータブルタイプを購入するのが良いのではないでしょうか。空気を入れて膨らませるという構造から性能がハードボードに比べて劣るというイメージをお持ちの方もいらっしゃいましたが、現在は技術の進歩によりハードボードと同等の性能を誇るボードも存在します。

サイズを選ぶ

同一のモデルでも体格や乗り方の好みに合わせて、サイズが選択できるモデルもあります。初心者に場合、オールラウンドタイプなら10~11フィート前後のモデルが良いのではないでしょうか。※1フィート=30.48cm
レース用のSUPボードは12’6フィートが主流です。
波乗り特化のSUPボードは10フィート以下が主流で、上級者ほど短いボードを利用する傾向があります。

デザインから選ぶ

海に映えるように様々な色や模様があしらわれたボードがある中で、せっかく購入したボードのデザインが気に入らないというのは、非常に残念です。極端な形状でなければ、普通に乗りこなせます。気に入ったデザインで選択することはSUPのモチベーション維持にも非常に大切です。人とデザインが被るのが嫌という方は、自分のフィーリングを重視しましょう。

SUP用パドルの選び方


パドルもボードと同様に奥深く様々な種類が存在しますが、まずはアジャスタブルタイプ(伸縮自在)のカーボン製をおすすめします。その理由も含め、パドルの選び方のポイントを紹介させていただきます。

形状から選ぶ

水をかくプレートが大きいほど、1回のパドリングで得られる推進力は増す一方、力が必要になる。逆に、プレートが小さいほど素早く何度も漕ぐことが可能になり小回りや漕ぎだしの速さが向上します。そのため、レース用は推進力を重視した比較的プレート面積が広いパドル、波乗り用は波に合わせた急な加速や取り回しの良さを重視したプレート面積が狭いパドルを選択することとなります。

素材から選ぶ

スチール製や木製、カーボン製などそれぞれの特徴はあるものの、素材の重さが使い心地に最も影響します。常に手に持つことを考慮し少々高価にはなりますが、できれば入門であっても軽くて丈夫なカーボン製のパドルをおすすめします。

利便性から選ぶ

インフレータブルボードと同様に、パドルも折りたたむことができるアジャスタブルタイプが存在します。身長や好みに合わせて長さを調節できるため、インフレータブルボードを利用する方はもちろんですが、ハードボードと合わせて購入する方にもアジャスタブルタイプをおすすめします。

ウェットスーツ・ウェア

遊び方によっては着水することなく遊ぶことができるため、基本的に決まった服装というものはありません。レースに出場されるアスリートは、方周りの動きやすさから真冬でもノースリーブという方もいます。ウェットスーツを着用する場合、SUPの場合はサーフィンのようにうつ伏せでパドリングをする必要がないため、着脱しやすいフロントにジッパーがあるタイプも選択できます。

アクセサリー(小物)

遊び方に合わせて様々なアクセサリーが選べるのもSUPの魅力の一つです。フィッシング用のロットやボックスを固定できるアイテムや、カメラやドリンクホルダー等のアクティビティのためのアイテムが続々登場しています。また、ボードと体をつなぐリーシュコードやライフジャケットのような浮力体など安全面のアイテムの種類も豊富です。

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